Q、スパイクはユニフォームのように出回らないものなの?

 
A、確かに選手の実使用スパイクは、実使用ユニフォームのようになかなか出てきませんね。理由はいくつかあるのですが、まずは選手によってスパイクを大事に使うことが多いためになかなか不要にならないことがあげられます。一流選手になるとスパイクはサプライヤーより無償で提供されますので、ほとんどの選手が1〜2試合くらいでもう使わなくなります。いってみれば使い捨てですね。

それであればもっと世に出回ってもいいという思いますよね。ですが、スパイクはメーカーそれぞれの仕事ぶりが分かるポイントなのでそうはいかないのです。ちょっと表現が難しかったですね。分かりやすくいえばスパイクはメーカーの努力の結晶、すなわち商品の開発費などの莫大な予算を費やした上に作り上げた作品なので、他社にその秘密がばれるのを恐れてメーカーサイドが試合後などに契約している選手から回収しているのです。

言い換えれば、スパイクにはどれだけ軽量化することができたか?またはより曲がるボールを蹴ることができるか?などのメーカーの研究材料となる様々な秘密を知ることができる重要なアイテムなのです。だからスパイクはなかなか出回ることがなく、高額で取引されるのです。

詳細はサッカーユニフォームのBOOTS-ROOM108の質問にお答えしますでもご覧いただけます。